言葉でできた夢をみた。

海の底からわたしをみつめる眼は、きっといつか沈めてしまったわたし自身の眼なのだろう。(書きながら、勉強中。)

2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

地球人という器―三島由紀夫「美しい星」

有名な作家の名を冠した文学賞はいろいろあるけれど、まさかそのうちのひとつの最終候補という名誉に自分が与ることになるとは、手を真っ黒にして鉛筆で文字を書きまくっていた子供時代の自分には思いもつかないことだったろう。書くことに関して真摯にやっ…