言葉でできた夢をみた。

海の底からわたしをみつめる眼は、きっといつか沈めてしまったわたし自身の眼なのだろう。(書きながら、勉強中。)

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

時に挽かれるもの―オルガ・トカルチュク『プラヴィエクとそのほかの時代』

今回は自分にとって三冊目のポーランドの小説、オルガ・トカルチュク『プラヴィエクとそのほかの時代』の感想を書いていこうと思う。 オルガ・トカルチュク著、小椋彩 訳『プラヴィエクとそのほかの時代』(松籟社、2019年) プラヴィエクとそのほかの時…