言葉でできた夢をみた。

海の底からわたしをみつめる眼は、きっといつか沈めてしまったわたし自身の眼なのだろう。(書きながら、勉強中。)

2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

シュワシュワと、じーん―川上弘美『水声』

小説の中にあるものは、たぶん文字にして書かれただけでは存在できなくて、そうとは知れずとも少しずつうごいて変化していくもの、そのゆらぎの中にのみあるのかもしれないと思った。ひとつひとつの動作と、それに作用された物の変化がよどみなく書かれた小…