言葉でできた夢をみた。

海の底からわたしをみつめる眼は、きっといつか沈めてしまったわたし自身の眼なのだろう。(書きながら、勉強中。)

2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧

仕方なく車に乗せる―古川真人「風呂の順番」

古川真人さんの作品の中で、すっかりお馴染みになった一族の物語。 今作は大村美穂とその夫である明義、ふたりの息子(浩、稔)と娘の奈美という5人の〈家族〉が中心に描かれている。古川さんの作品を私はずっと「声」の作品だと思って追いかけてきた。その…