言葉でできた夢をみた。

海の底からわたしをみつめる眼は、きっといつか沈めてしまったわたし自身の眼なのだろう。(書きながら、勉強中。)

2017-11-01から1日間の記事一覧

天空と海洋のはざまで夢をみる―ル・クレジオ『黄金探索者』

この小説は天空と海洋の、途方もなく広い世界へとひらかれた物語である。 ル・クレジオ 著、中地義和 訳『黄金探索者』(新潮社、1993年) のち『池澤夏樹=個人編集 世界文学全集Ⅱ-09』(河出書房新社、2009年)所収。 ※当ブログ内の引用ページ番号は『池…