主観の渦の中、永遠のよそ者K―カフカ『城』を読んで

フランツ・カフカの短篇をいくつか読んだ後は、是非とも長篇も! ということで長い間積み本になっていた「城」の征服に乗り出してみましたが……。遭難しましたッ!ひとまず読み終えることはできたし、数年前に積んだ時よりは面白さがわかったような気がします。それにしても長い(笑)文庫本にして600頁超(全20章)もある…