Danse Macabre!

海の底からわたしをみつめる眼は、きっといつか沈めてしまったわたし自身の眼なのだろう。

2015-10-06から1日間の記事一覧

エイハブと鯨を結びつける線―メルヴィル「白鯨」

「白鯨」という作品の中で、おそらく最も描かれている人間がエイハブ船長だろう。私は小説の語り手にもなっているイシュメールという青年以上にエイハブ船長について考えてしまうし、たぶんほとんどの読者はそうだと思う。 物語の序盤にエイハブの姿はない。…