Danse Macabre!

海の底からわたしをみつめる眼は、きっといつか沈めてしまったわたし自身の眼なのだろう。

Tomorrow is another day―映画「風と共に去りぬ」感想

映画「風と共に去りぬ」を観たので感想をまとめておこうと思います。

 ひとまずDVDのパッケージに書かれていた文言をそのまま引用↓

 

スカーレット・オハラよ、永遠に。

全世界で永遠の記憶に残る、マーガレット・ミッチェル原作の不朽の名作。

1861年。アメリカ南北戦争の直前のある日、

ジョージア州タラで、大園遊会が開かれた。

いつもパーティーの女王であったスカーレットは、

その日、心に決めていた男性アシュレーと

彼のいとこのメラニーの婚約が発表されると聞き怒り悲しんでいた。

その夜、ついに南北戦争が勃発。

激動のアメリカを舞台に

スカーレットは強く、激しく生きていく――。

1939年度に、作品賞、監督賞をはじめ10部門アカデミー賞を独占した

ビビアン・リークラーク・ゲーブル主演で贈る

映画史上に残る永遠の傑作。

風と共に去りぬ [DVD]

風と共に去りぬ [DVD]

 

 

1939年制作(日本公開は1952年)、232分、両面1層ディスク。

(実は両面1層ディスクって初めてみました。前半が終わったらディスクをひっくり返して後半を読み込むんですね(笑)

 

マーガレット・ミッチェルの同名の小説が出版されたのが1936年なので、

本当に本が売れてからすぐに映画が製作された、といった感じですね。

古い映画なのに映像にすごく迫力がありました。すごい特撮技術です。

でも、小説版のファンには絶対物足りないと思います。特に前半は後半に繋がりそうな主要なエピソードを集めて切り貼りしたようにみえてしまう。

スカーレット、レット、メラニー、アシュレー以外は「その他大勢」みたいな印象になってしまいます、ほとんど語られないので……。それなのに4時間近い映画になるとは原作の長大さに慄きます。

 

ラストはやはり印象的。すべては「タラ」という土地へ回帰していく。その収斂っぷりはなかなか見どころだと思います。

「いつまでも後に残るのは土地だけなんだよ」

「ぼくより愛しているものがある。それこそ君の生きがい、タラだ」

「生きる力を与えてくれるのはタラの赤い土だ」

 

この過去の言葉たちを受けて主人公スカーレットの有名な台詞で映画は終わります。

「Tara! Home! I'll go home!

   And I'll think of someway to get him back.

  After all...tommorow is anotherday!!」

 

明日は明日の風が吹く。明日は別の日だから。

強く激しいスカーレット、この映画は何かと開き直りたくなったら観たくなるかもしれないなぁ、と思いました。

 

音楽の「タラのテーマ」はとても有名で、映画を観たことがない人でも音楽だけ知っている!という人を時々みかけます。