言葉でできた夢をみた。

海の底からわたしをみつめる眼は、きっといつか沈めてしまったわたし自身の眼なのだろう。(書きながら、勉強中。)

私の読書スタイル

本を読んでいると、小説でも学術書であっても、

なんとなく気になる部分って出てくるじゃないですか?パラグラフ丸ごと一つだったり、一行だったり、一言だったり。それはその時によって違うけれど、どうしようもなく気になる部分が出てきた時、皆さんはどうしているんだろう?

そのまま通り過ぎてしまうにはあまりにもモッタイナイ気がするし、

だからと言っていつまでも立ち止まっているわけにはいかない……。

むむ……。

私はひとまず一旦付箋を貼って先に読み進めて、一読したらその付箋の部分をもう一度確認する、それでもやっぱり心に響くものだったらノートに出典とともにメモしておく、というスタイルをとっています。

ある程度このノートにとったメモが増えてくると、

これだけ読み返しても結構面白いんですよね。自分がメモをとった年月日も入れておくと、このメモだけで軽く日記のようになります。後から読み返した時に「一体なんでこれをメモしたんだろう?」と思うような文の切れ端も出てきたりしますが(汗)

 

そもそも大学、大学院時代、後で論文を書くのに使おう(適切に引用しよう)と思ってこういう読書スタイルになったんだと思うけれど、実は論文をメモをするより小説の部分をメモしたもののほうが面白いという……。

 

忙しい人が多いから、あまり手間のかかる読書の仕方はおススメしないほうがいいのかもしれないけれど(何せ現代は手軽な娯楽がありすぎる)、静かな時間をこよなく愛する人は是非(笑)書評というほど大層なものではないけれど、ぼちぼち読書感想なんかも書いていきたいと思っています。

 

読んだ時の自分のコンディションによって、心に響くものって違うんだなぁ、とノートを見返しながら考えている朝でした。