言葉でできた夢をみた。

海の底からわたしをみつめる眼は、きっといつか沈めてしまったわたし自身の眼なのだろう。(書きながら、勉強中。)

ブログ開設

 

私は世の中の潮流、みたいなものに上手に合わせていけないタイプらしい。

そんなことを薄々感じながらも、どうにかこうにか合わせて生きていて、様々なSNS(小説投稿サイトやtwitterなどなど)で知り合った人々と流れるままにだらだらと関わってきたように思う。

ある日、ふとそんな自分自身が嫌になったというか、

たぶん私がやりたいのはこういうことじゃないな、と思ったというか、

とにかく現状に強烈な違和感を感じてしまって、それまで使っていたネット上のサービスから撤退した。一つ撤退するごとに、それまで関わってきたネット上の人々との関係はあっさりと切れていった。あぁ、こんなもんか、と思った。

今まで大事だと思っていたものが、あっという間に崩れ去った後で、

私にはやっぱり書く事と読む事しかないんだな、これからはそういう事柄にしっかりと向き合っていこうって感じた。

 

このブログは、そんな私が誰のためでもなく、ただ自分のライフワークと向き合うために文字を綴る場としたい。主旨というか、基本的なコンセプトは、「死をみつめる」ということ。世間的にネガティヴとされる感情を敢えてポジティヴに捉えなおしてみて、その先に一体なにがあるのか、見てみたい。

かれこれ7年ほど鬱病と暮らし、その中で主に文芸創作をしてきたし、たぶんこれからもしていくのだろう。創作をしながら「死」や「鬱」を肯定的に捉えて「生きる」ということに向き合っていきたいのだ。

 

日々読んでいる本の感想や、そこから考えたことを綴っていこうと思う。

「死をみつめる」なんて言うと重苦しいイメージをもたれてしまうかもしれない。でも、いつもいつも重苦しい本ばかり読んでいるわけではないし、重苦しい小説ばかり書いているわけでもない(苦笑)呼吸をするように、たぶん自然に「死をみつめる」、いろんなことを考えるけれど、最終的にここに戻って来る、そんな距離感で思考しながら私は生きているんだと今は思っている。