言葉でできた夢をみた。

海の底からわたしをみつめる眼は、きっといつか沈めてしまったわたし自身の眼なのだろう。(書きながら、勉強中。)

2017-11-12から1日間の記事一覧

糸玉の中心、ほどけどもほどけども―谷崎由依『囚われの島』

私はこの作品をすぐれた幻想小説として読んだ。 谷崎由依『囚われの島』(河出書房新社、2017年) 初出『文藝』2016年冬号 囚われの島 作者: 谷崎由依 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2017/06/12 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る ※当ブ…